●推薦理由●
アメリカ海兵隊バンドは、1798年の合衆国議会にて創立が制定されたアメリカ最古のプロの音楽団体で、アメリカ合衆国大統領と海兵隊総司令官のために音楽提供を行い、President's
Own(大統領直属)の称号が与えられている。ホワイトハウスでは年間約200回の多種多様な演奏を行っている。2019年5月に来日し、全国4会場(横浜・浜松・金沢・岩国)で華麗にして豊潤、吹奏楽とは思えぬ優しく美しい音色で圧倒する演奏を行った。特に浜松で開催された日本吹奏楽指導者クリニック50周年記念大会では、スペシャルコンサートとスーザマーチの演奏法を披露し、日本吹奏楽界に深い感動を与えてくれた。
●プロフィール●
アメリカ海兵隊バンドは、1798年の合衆国議会にて創立が制定されたアメリカ最古のプロの音楽団体であり、アメリカ合衆国大統領と海兵隊総司令官のために音楽を提供するという、唯一無二のミッションを持つ。1801年の新年、第2代大統領ジョン・アダムズに招かれ、当時建築中であったホワイトハウスでのデビューを果たした。同年3月、トーマス・ジェファーソンの第3代大統領就任式にて演奏を披露し、以来すべての大統領の就任式で演奏を行ってきたと言われている。またトーマス・ジェファーソン自身も優秀な音楽家であったため、海兵隊バンドとの特別な関係を重んじ、トーマス・ジェファーソンによって、President's Own(大統領直属)の称号が与えられた。なお先日執り行われたジョー・バイデン第46代大統領就任式でも演奏が披露された。公式晩餐会や国賓、国家重要行事やレセプションなど、海兵隊バンドメンバーによるホワイトハウスでの演奏は年間約200回にのぼる。ピアノソロ、ジャズ、ブラスクインテットなど小規模のアンサンブルから、カントリーバンド、ダンスバンド、フルコンサートバンドなど、編成は多岐に渡る。ホワイトハウスにおいては様々な場面で多様な音楽が求められるため、高い柔軟性と多才さが要求されるメンバーは、そのほとんどがアメリカ国内の優秀な音楽学校出身で、メジャーオーケストラに匹敵する厳しいオーディションを経て選考されている。
●推薦理由●
洗練された吹奏楽作品をはじめ、様々な分野の作編曲活動を展開している。第21回東京国際室内楽作曲コンクール第3位、エヴァン・ポワザ吹奏楽団150周年記念作曲コンクール第1位、第6回クードヴァン国際交響吹奏楽作曲コンクール第1位・聴衆賞受賞と素晴らしい実績を上げられており、今後更なる作編曲の活躍が期待され注目を集めている。
●プロフィール●
1989年神奈川県横浜市出身。愛知県立芸術大学音楽学部音楽科作曲専攻作曲コース卒業。卒業時優秀学生賞及び中村桃子賞受賞。2015年に渡仏、パリ地方音楽院作曲科留学。2013年度PTNAピアノコンペティション新曲課題曲賞(特級)、第21回東京国際室内楽作曲コンクール第3位(1位なし)、エヴァン・ポワザ吹奏楽団150周年記念作曲コンクール第1位(フランス)、第6回クードヴァン国際交響吹奏楽作曲コンクール第1位並びに聴衆賞(フランス)など多数受賞。これまでに21世紀の吹奏楽第22回「響宴」、第50回バンドクリニック、ITEC2019(国際テューバ・ユーフォニアム大会)、瀬戸内国際芸術祭2013など様々な場所で作品が取り上げられており、2019年パリにて行われたAFEEV(仏管楽合奏振興協会)主催のプロジェクトでは、「今日のフランスを代表する吹奏楽作品」と題してギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団によって作品が演奏された。近年は音楽之友社バンドジャーナルへの記事の寄稿やコンクールの審査員など活動は多岐に渡る。2020年度より尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。
●推薦理由●
1970年第1回名古屋吹奏楽指導者クリニックの立ち上げから50年に渡り、国内外から著名な講師やバンドをゲストに招聘し、指導法や運営法などに関する講座や受講者向けコンサート等、多岐に渡る内容で吹奏楽指導者を対象とした日本最大規模の総合研修会として吹奏楽の普及・発展をされてきた50周年を節目として特別に制作した記念誌。特に本誌掲載の吹奏楽年表(1844年~2019年)は、中橋愛生氏により編纂され、非常に貴重で有益な資料として吹奏楽関係者に高い評価を受けている。
●プロフィール●
日本吹奏楽指導者クリニックは、日本における吹奏楽指導の質の向上や、吹奏楽文化の普及と発展を目的とした国内最大規模の総合研修会で、学校の音楽科教諭をはじめとする、すべての吹奏楽指導者を対象として1970年にスタートした。国内外から著名な講師やバンドをゲストに招聘し、指導法や運営法などに関する講座や受講者向けコンサート等、多岐に渡る内容で開催することで、これからの吹奏楽活動のあり方や推進に寄与すると共に芸術文化の向上、生涯学習の振興の発展に貢献している。2019年度本研修会の50年の節目とし、特別に記念誌委員会を立ち上げ、「日本吹奏楽指導者クリニック50周年記念誌」を制作した。また会期中に開催された「アメリカ海兵隊バンド」の来日公演は、1,700名超の来場者を魅了し、大きな反響を呼んだ。
●推薦理由●
日本におけるマーチングバンドの普及・振興に関する事業を行い、我が国のスポーツ芸術・文化の発展に寄与することを目的とし、これまで50年に渡り日本のマーチングバンドの啓発と普及を推進してこられ、我が国の芸術文化の発展に多大なる貢献をされた功績を称え授賞の運びとなった。
●プロフィール●
1967年マーチング並びにバトンの普及発展とその活動を通して情操を育み、青少年の健全育成を行うことを目的とした「日本パレードバンドアソシエーション」を結成、その後名称変更を重ね、1979年「全日本マーチングバンド・バトントワリング連盟」となる。1971年マーチング並びにバトンの指導者養成と資料の作成を目的とした「日本マーチングバンド指導者協会」を設立。2005年「全日本マーチングバンド・バトントワリング連盟」と「日本マーチングバンド指導者協会」が統合し、「日本マーチングバンド・バトントワーリング協会」と名称を定め新組織として発足。2009年一般社団法人格取得。2013年「一般社団法人日本マーチングバンド協会」へ名称変更し現在に至る。当協会は、マーチングバンドの普及発展及び資質の向上を図り、その活動を通して豊かな音楽的感性を育み、且つ、情操豊かな青少年の育成と我が国スポーツ芸術の振興に寄与することを目途とし、6項目の事業活動を展開している。1.コンテスト及び講習会等の開催。2.指導者の育成。3.普及活動・創作活動の推進。4.資格認定事業の実施。5.機関誌・研究資料及び楽譜等の刊行。6.国際交流事業。
●推薦理由●
国内外で広く活躍するサクソフォーン奏者として、ソロ・室内楽などを中心に活躍した。1996年第13回日本管打楽器コンクール第1位。2002年第3回アドルフ・サックス国際コンクールでは、日本人として初めて第1位を受賞された。これまでサクソフォーンの後進の育成及び発展に多大な貢献をされた功績を称え授賞の運びとなった。
●プロフィール●
東京ミュージック&メディアアーツ尚美(現・尚美ミュージックカレッジ専門学校)、東京藝術大学音楽学部別科を首席で修了。サクソフォーンを服部吉之、冨岡和男の両氏に師事。1996年、第13回日本管打楽器コンクール第1位入賞。1998年、第2回アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー)第3位を受賞。そして2002年の第3回では日本人初の第1位に入賞。これまでにベルギー王立ワロニー室内管弦楽団、東京交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とソリストとして共演。
●推薦理由●
出雲市立第一中学校や出雲市立第二中学校吹奏楽部を指導され、全日本吹奏楽コンクール全国大会においてバレエ音楽「ダフニスとクロエ」の初演をはじめ、長年に渡り数多くの名演を残された。さらに吹奏楽の後進の育成及び日本の吹奏楽の発展に多大な貢献をされた功績を称え授賞の運びとなった。
●プロフィール●
島根大学教育学部卒業。出雲市立第一中学校において昭和45年~昭和52年まで8年連続、さらに出雲市立第二中学校において昭和53年~昭和60年まで8年連続で全日本吹奏楽コンクールに出場。計16回出場のうち12回金賞を受賞する。特に昭和48年~昭和52年の5年間、出雲市立第一中学校において5年連続金賞を受賞、同校は昭和53年には招待演奏の栄誉を受けている。昭和59年には全国大会15回出場指揮者として、全日本吹奏楽連盟・朝日新聞社より長年出場指揮者賞を受賞する。平成10年度~平成11年度には島根県吹奏楽連盟理事長として、また昭和48年~平成11年までの間、中国吹奏楽連盟の代議員・理事・常任理事として活躍した。平成12年3月、出雲市立北陽小学校校長を最後に36年間の教職を終えた後も、平成15年~令和元年までの17年間、中国吹奏楽連盟理事長として吹奏楽界の発展のために尽力した。
第32回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第31回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第30回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第29回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第28回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第27回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第26回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第25回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第24回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第23回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第22回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第21回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第20回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第19回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第18回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第17回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第16回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第15回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第14回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第13回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第12回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第11回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第10回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第09回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第08回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第07回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
第06回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 第05回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞
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