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 Japan Academic Society of Wind Music

第23回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 academy23

演奏部門/下野竜也&広島ウインドオーケストラ

広島ウインドオーケストラ

(C)Takashi_Tomooka_(rokunana)
●推薦理由●
創立20周年を迎えた広島ウインドオーケストラは、年2回の定期演奏会を中心に中国地方各地における音楽鑑賞教室ならびに楽器演奏講習会等、地域に根差した活動を行っている。2011年1月、下野竜也が音楽監督に就任。その就任記念演奏会(第35回定期演奏会)のライブCD(ブレーンBOCD-7327)は、『レコード芸術』誌の2011年度第49回レコード・アカデミー賞(特別部門吹奏楽)を受賞するなど高い評価を獲得。近年ますますの名声は高まっている。下野竜也によるスクールバンドのためのクリニックをはじめ、演奏のみならず、教育・啓発活動においても、吹奏楽による地方の音楽文化の発展に多大な貢献をしており、今後一層の飛躍が期待される。

●プロフィール●
下野竜也:2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、01年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴び、以降、国際的な活動を展開。06年に読売日本交響楽団の初代正指揮者に迎えられ、本年4月には同楽団の首席客演指揮者に就任。さらに広島ウインドオーケストラ音楽監督も務める。上野学園大学音楽学部教授。平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
広島ウインドオーケストラ:1993年、広島を中心に活躍しているプロの演奏家により結成された。1998年に木村吉宏氏を音楽顧問に迎え、邦人作品・管弦楽曲の新アレンジ集や吹奏楽オリジナル作品シリーズCDをリリースし、ロングセラーを続けている。幅広い分野で活躍する指揮者との共演を重ね、2011年1月より下野竜也が音楽監督に就任。就任記念演奏会のライブCDは、「レコード芸術」誌2011年度第49回レコードアカデミー賞(特別部門吹奏楽)を受賞。2013年、結成20周年を記念し初の東京公演を開催。第44回日本吹奏楽指導者クリニックでは、ファイナルコンサートに出演。しなやかで美しいサウンドと意欲的なプログラムが各方面から注目を集め、吹奏楽の新たな可能性を感じさせるプロフェッショナル吹奏楽団として、さらなる躍進を続けている。

作・編曲部門/北爪 道夫

北爪 道夫

●推薦理由●
1985年作曲の「風の国」を皮切りに、これまでに全日本吹奏楽コンクールの課題曲を含む17曲の吹奏楽/管楽合奏のための作品を発表。その斬新な発想で、日本の吹奏楽界に刺激を与え続けている。2013年3月まで国立音楽大学教授を務め、 多くの優秀な後進を育成。更に公益財団法人浜松市文化振興財団主催の「バンド維新」のプロデューサーとして、日本を代表する作曲家に働きかけ、これまでに多くの注目すべき吹奏楽曲を世に送り出した。日本の現代音楽の最先端で活躍しつつ、アマチュアの吹奏楽活動にも多大な理解を示し、その指導力と創造活動の成果は、きわめて高く評価されている。

●プロフィール●
1948年東京生まれ。74年まで東京藝術大学および同大学院で、作曲を池内友次郎、矢代秋雄、松村禎三に、ピアノを坪田昭三に、また、指揮を斎藤秀雄、高階正光に師事した。79年文化庁派遣で一年間滞仏。77〜85年現代音楽グループ「アンサンブル・ヴァン・ドリアン」(第1回中島健蔵音楽賞受賞)で作曲・指揮・企画を担当。その後、オーケストラ作品「映照」で94年尾高賞および95年ユネスコ国際作曲家審議会最優秀作品、01年「地の風景」で尾高賞、04年「サントリー財団・作曲家の個展」など長年の作曲活動の成果に対して第22回中島健蔵音楽賞を受賞した。しばしば演奏されるオーケストラ作品群のほか、さまざまな楽器や声のための作品、また邦楽器のための作品群など、作曲は多岐にわたり、自然との対話から紡ぎ出された音響によるそれらの作品は、内外のコンサート、放送、CDで紹介されている。また、NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」をはじめテーマ音楽やラジオドラマの音楽等を担当、多くの受賞歴がある。08年より浜松市文化振興財団とともに、中高生ウインド・アンサンブルのために8人の作曲家が書き下ろした新作を発信する企画「バンド維新」を継続中。CD:「北爪道夫オーケストラ作品集」(FOCD2514)、「北爪道夫‐作曲家の個展」(FOCD3505)他。本年3月まで国立音楽大学教授。現在、東京音楽大学客員教授、愛知県立芸術大学名誉教授。


制作部門/青山ハープ株式会社

青山ハープ株式会社

●推薦理由●
日本のアマチュア吹奏楽における現場の要求に応え、安価で使い易いスクールバンド向けの「学校吹奏楽特化モデル」を開発。吹奏楽の音楽表現の向上とレパートリーの多様化に大きく寄与した。更に学校現場への指導者の派遣を通じ、教育面においても、ハープの普及と演奏技術の向上に貢献している。

●プロフィール●
1897年(明治30年)先々代 青山次太郎が福井市において青山楽器製作所を創業。ピアノ・オルガン等の修理や、ヴァイオリン等を製作。1955年(昭和30年)先代 青山政雄がアイリッシュハープ(ノンペダルハープ)の製作を開始。1965年(昭和40年)青山政雄、青山憲三がグランドハープ(ペダルハープ)の研究開始。1972年(昭和47年)グランドハープ(ペダルハープ)試作第1号完成。1974年(昭和47年)グランドハープ(ペダルハープ)製品第1号完成。1974年(昭和49年5月)第1号グランドハープ完成記念コンサート開催。(ハープ:J.モルナール教授/オーケストラ:福井市交響楽団)1985年(昭和60年11月)東京営業所・ショールーム開設。1989年(平成元年5月)青山ハープ株式会社に社名変更。1992年(平成4年11月) 福井県松岡町に新社屋完成。1998年(平成10年5月)大阪事務所・ショールーム開設。


啓発部門/石田 修一

石田 修一●推薦理由●
昨年12月に「心をひとつに響かせる!」を出版。市立柏高校吹奏楽部とかかわってきた35年の教員生活で体験した、さまざまな紆余曲折や挫折のなかで心に響いた「気づき」や「学び」についてしたためた一冊である。人間はどうあるべきか?組織はどうあるべきなのか?社会の一員としてどうあるべきか?を、吹奏楽通じて我々に訴えかける「教科書」として、吹奏楽指導者をはじめ、さまざまな分野からも大きな反響を呼んでいる。

●プロフィール●
昭和29年(1954)札幌市生まれ。小・中学校時代を福岡県北九州市ですごし、フルート、トランペット、ピアノを学ぶ。大阪芸術大学芸術学部音楽学科(音楽学専攻)卒業。在学中は人間国宝、山本雨宝のもとで八雲琴の研究をおこなう。作曲を七ッ矢博資、トランペットを小林高彦、山本武雄、中山冨士雄に、吹奏楽指導法を小澤俊朗に師事。 昭和53年(1978)4月、柏市立柏高等学校開校と同時に音楽科教諭として同校に赴任、吹奏楽部を創設する。現在では年間70回を超える演奏活動を行い、吹奏楽編成にハンドベルやシンセサイザー、民族楽器を導入している。全日本吹奏楽コンクールに出場し、各賞を受賞。全日本高等学校選抜吹奏楽大会グランプリ受賞。アメリカ合衆国で行われた環太平洋音楽祭で全日本高等学校選抜吹奏楽団を指揮。1997年、毎日新聞、財団法人音楽教育振興財団より音楽教育振興賞を受賞。 2000年アメリカ合衆国のローズパレードに出場し、サンディエゴ市で開催された「ホリデーミュージックフェスティバル」でクラシック部門、ジャズ部門、マーチング部門すべてでグランプリを受賞。 2001年社団法人全日本吹奏楽連盟及び朝日新聞社より、15回全日本吹奏楽コンクール出場「永年出場者賞」を受賞。2002年日韓市民交流フェスティバルで韓国と交流。 千葉県吹奏楽連盟副理事長、東関東吹奏楽連盟理事、公益財団法人日本音楽教育文化振興会理事、一般社団法人日本管打・吹奏楽学会副理事長、日本高等学校吹奏楽連盟副理事長、柏市教育委員会学校教育部参事、柏市立柏高等学校吹奏楽部講師、千葉県柏の葉県民プラザ吹奏楽団音楽総監督、柏市民吹奏楽団顧問。


特別部門/(故)藤田 玄播

(故)藤田 玄播

●推薦理由●
作曲家・編曲家として、日本の吹奏楽史上に残る数多くの名作を発表。それらの多くは、今後も重要なレパートリーとして愛奏され続けることが期待される。指揮者・吹奏楽指導者として、また日本吹奏楽指導者協会会長としても多大な業績を遺し、日本の吹奏楽の発展に尽力した。

●プロフィール●
吉田雅夫、服部正の両氏に師事。1962年3月(昭和37年)国立音楽大学器楽科卒業。在学中より国立音楽大学ブラスオルケスターの編曲を担当し、バロックからジャズにわたる広い範囲の作品を編曲して、吹奏楽の可能性を広げる役割を果たし、吹奏楽界に新風を吹き込んだ。作曲を独学で学び、作曲家として多くの作品を残す傍ら、全日本吹奏楽連盟・TBSこども音楽コンクール等の審査員を務め、編曲・指揮・指導の面でも全国的に活動をしてきた。桐朋学園大学作曲・理論科、洗足学園音楽大学 客員教授、日本吹奏楽指導者協会(JBA)会長(2003年度〜2006年度迄2期歴任)妙智会教団音楽監督オルガニストなど歴任。主要作品:処女作品「優雅な行進曲」、吹奏楽のための幻想曲「天使ミカエルの嘆き」、序曲及び組曲「キリシタンの時代」、劇的序曲「バルナバの生涯」、吹奏楽の為の「カンツォーネ」(昭和52年度国民音楽振興財団作曲第1位)、合唱曲「地球を花で飾ろう」(東京都合唱連盟愛唄歌第1位)、昭和60年度鳥取県「わかとり国体」式典曲・入場行進曲、昭和62年度全国高校体育祭 北海道大会賛歌「翔けよ若人」(合唱曲)、平成元年度「全国植樹祭」徳島大会式典曲、及び徳島県国体入場行進曲など。以下全日本吹奏楽コンクール課題曲「幼い日の思い出」「若人の心」「青空の下で」「TAKE OF」。遺作:宮城県立気仙沼高等学校委嘱作品「復活への道(東北大震災へのレクイエム)」。交響曲「海」藤田玄播編曲集CD制作(佼成出版) その他全国各地の校歌、マーチ、編曲作品など多数。


過去実績

第28回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第27回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第26回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第25回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第24回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第23回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第22回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第21回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第20回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第19回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第18回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第17回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第16回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第15回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第14回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第13回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第12回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第11回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第10回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第09回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第08回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第07回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第06回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第05回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第04回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第03回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 

第02回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第01回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞


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