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 Japan Academic Society of Wind Music

第29回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 academy29

演奏部門/稲垣 征夫

武田晃

●推薦理由●
これまで長年に渡りクラリネット奏者として活躍され、ソロ・アンサンブルなど演奏活動を精力的に行ない、指揮・指導者として東京クラリネット・クワイアー、海上保安庁音楽隊技術顧問、各市民吹奏楽団などの演奏活動において、我が国の管楽器及び吹奏楽の普及と発展に多大なる貢献をなされた功績を称え授賞の運びとなった。

●プロフィール●
国立音楽大学卒業。クラリネットを大橋幸夫、千葉国夫、北爪利世、小笠原長孝の各氏に、指揮法を金子登氏に師事。クラリネットの演奏をはじめ、指揮、評論等の活動を1960年代より始め、現在でも多岐にわたる分野で活躍中。クラリネット奏者としては、東京クラリネット・アンサンブル、管楽座(木管五重奏団)、Spass klarinettenなど。指揮者としては、1972年より長野市民吹奏楽団、1981年よりNEC玉川吹奏楽団、1986年より東京クラリネット・クワイアーの音楽監督、常任指揮者として継続中、海上保安庁音楽隊の技術顧問、指揮者を1988年から2019年まで務めた。東京クラリネット・クワイアーを率いて7回、長野市民吹奏楽団を率いて4回のウィーン公演が好評を博し、ウィーン・コンツェルトハウスから厚い信頼を得ている。長野市より社会教育(吹奏楽)における永年の貢献に対して表彰された。また海上保安庁音楽隊での活動に対して、内閣総理大臣、運輸大臣からそれぞれ感謝状を受け取るとともに、海上保安庁長官から表彰される。2002年永年のアンサンブルの普及活動に貢献したとして日本クラリネット協会賞を受賞。ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員、日本演奏家連盟会員、JBA会員。

作・編曲部門/西村 朗

武田晃●推薦理由●
アジアの伝統音楽、宗教、美学、宇宙観等に強い関心を抱き、そこから導いたヘテロフォニーなどのコンセプトにより、今日まで多岐にわたる作品を発表している。吹奏楽作品、アンサンブル作品などにも精力的に独自の作風で数多くの作品を手掛けている。日本を代表する作曲家として、これまで我が国の音楽界に多大なる貢献をなされた功績を称え授賞の運びとなった。

●プロフィール●
大阪市に生まれる。東京芸術大学卒業、同大学院修了。日本音楽コンクール作曲部門第1位(1974)、エリザベート国際音楽コンクール作曲部門大賞(77・ブリュッセル)、ルイジ・ダルッラピッコラ作曲賞(77・ミラノ)、尾高賞を5回(88・92・93・08・11)、中島健蔵音楽賞(90)、京都音楽賞[実践部門賞](91)、日本現代芸術振興賞(94)、エクソンモービル音楽賞(01)、第3回別宮賞(02)、第36回(04年度)サントリー音楽賞、第47回毎日芸術賞(05)等を受賞。2013年紫綬褒章を授与される。この他、02年度芸術祭大賞に「アルディッティSQプレイズ西村朗『西村朗作品集5』」が、05年度芸術祭優秀賞に「メタモルフォーシス・西村朗室内交響曲」が選ばれる。2000年よりいずみシンフォニエッタ大阪の音楽監督に就任、03年よりNHK-FM「現代の音楽」の解説を6年間、09年より同Eテレ「N響アワー」の司会者を3年間務めた。また、2015年4月からは、再度NHK-FM「現代の音楽」の解説を務める。2010年草津夏期国際音楽フェスティヴァルの音楽監督に就任。2019年2月には、新国立劇場6年ぶりとなる創作委嘱作品・世界初演「紫苑物語」がオペラ芸術監督大野和士の指揮で上演され、大成功を収める。東京音楽大学教授。ぼえるわかりやすい楽典(音楽之友社)解いておほ゛えるわかりやすい楽典「問題集」(音楽之友社)

制作部門/株式会社三響フルート製作所

2017「ハルチカ」製作委員会

●推薦理由●
1968年に「良いフルートを創りたい」その思いで職人たちが立ちあげた三響フルート。技術、情熱、職人としての誇りが創り出すフルートは圧倒的な存在感。素材の金属の配合から研究し、世界各国のフルーティストと共に改良を重ね、金属の溶解やパーツの金型作り、メッキ作業まで一貫して行なう。妥協を許さない日々の積み重ねが職人を匠へと昇華させ、世界屈指の技術や独自の逸品を生み出している。

●プロフィール●
1968年7月、久蔵菊雄、武井秀雄、大木太一の3氏が中心となり、東京都豊島区東長崎に「有限会社三響フルート製作所」を設立。いい音は確かな技術と人の手からしか生まれない。1968年、フルートづくりの名匠、久蔵菊雄が7人の技術者と共に埼玉県狭山市で新たな道をスタート。その時から一貫して「音は人がつくる」という姿勢を三響は大切にしています。パーツの金型から自社で生産するなど、手間やコストがかかっても音の向上を第一に優先させています。徹底したつくりが三響の誇りです。三響フルートは、製作工程のほとんどにハンドメイドのスタイルを踏襲。小さなパーツまで一貫して自社で製造、熟練者の「手」によって世界で圧倒的に評価される楽器を送りだしてきました。たとえば、三響金製フルートの原点になった14Kゴールド、他メーカーに先駆けて開発した18K、24Kゴールド。また、ニューEメカシステムに代表される数々の独創的な先進技術は、常にフルートを愛するすべての人の心をとらえてきました。精緻なメカニズム、美しい仕上げ、そして何より、透き通るエレガントな音。ゆるぎない伝統と、とめどない独創。あなたの心に響く楽器を提供しています。

研究部門/都賀 城太郎

有限会社古田土フルート工房●推薦理由●
明治・大正・昭和(戦前)時代の日本におけるスクールバンド(学校吹奏楽団)の誕生によって、音楽教育と吹奏楽の関係性により生まれた学校文化の変遷について研究を行ない、明らかにした『日本の学校文化とスクールバンド 黎明期~戦前』をまとめ上げ発表した功績を称え授賞の運びとなった。

●プロフィール●
1954年神奈川県横浜市出身。東京理科大学、大阪芸術大学卒業。東京学芸大学大学院修士課程音楽教育専攻(作曲専修)修了。作曲法・和声法を山内雅弘氏、新徳盛史氏に師事。1981年より春日部共栄中学高等学校教諭、2015年より藤村女子中学高等学校教諭。日本管打・吹奏楽学会理事、21世紀の吹奏楽“響宴”会員。平成22年度埼玉県知事教育功労表彰、平成23年度文部科学大臣優秀教員表彰受賞。著書:「日本のスクールバンドの源流?明治期の学校吹奏楽」【日本吹奏楽指導者協会 吹奏楽紀要 第16号 2010年】「スクールバンドと吹奏楽の普及」、「吹奏楽連盟の成立」、「戦前の吹奏楽とポピュラー音楽」、「戦後の吹奏楽とポピュラー音楽」【所収:日本の吹奏楽史1868?2000 青弓社 2013年】「戦後の音楽文化」【共著 青弓社 2016年】「日本の学校文化とスクールバンド 黎明期~戦前」【日本管打・吹奏楽学会 研究冊子シリーズ No.8 2019年】

啓発部ヤマハ管楽器テクニカルアカデミー

Brass Festa 研究代表者 ヘルマン・ゴチェフスキ

●推薦理由●
1978年にヤマハ株式会社が「管楽器テクニカルアカデミー(旧リペアスクール)」を開設。高度な専門技術と幅広い知識を学び、優秀な管楽器の技術者養成を目的とし、管楽器リペアを目指す方々に最適な環境を提供し続けている。

●プロフィール●
管楽器はその構造やメカニズムが非常に複雑・精緻なため、ちょっとした故障や調整ミスなどでも鳴りや音程、演奏性に大きな影響がでる専門性の高い楽器です。そのために、点検・調整・修理などお客様から寄せられる幅広いご要望に的確に応じられる確かな知識・技術と音楽への深い理解・見識をもつ専門技術者が求められています。ヤマハは1978年、優秀な管楽器の技術者養成を目的に「管楽器テクニカルアカデミー(旧リペアスクール)」を開設し、専門技術者を目指す方々をサポートしています。ヤマハ管楽器テクニカルアカデミーは、国内管楽器製造の拠点であるヤマハ豊岡事業所内にあります。管楽器の製造現場と隣接していることは管楽器を学ぶ上で大きなメリットです。実習を学ぶ教室では一人一人の専用作業机でしっかりと作業に集中することができ、20名という少数精鋭、全寮制、1年間短期集中と、雑音なく高度な専門技術と幅広い知識を学ぶための最適な環境で学ぶことができます。

特別部門/水科 克夫

バンド維新●推薦理由●
これまで航空自衛隊音楽隊で36年間、指揮を務められた功績が評価され、国際協力機構(JICA)の派遣としてパプアニューギニアに滞在し、現地国防軍、音楽隊組織を支援。音楽隊を基本から吹奏楽の指導を行ない、2018年度アジア太平洋経済協力会議(APEC)同式典では各国の首脳の前で見事な演奏を披露した。

●プロフィール●
1956年函館市生まれ。79年国立音楽大学卒業。サクソフォンを石渡悠史、故大室勇一、故阪口新、指揮法を紙谷一衛の各氏に師事。80年航空自衛隊入隊、翌年一般幹部候補生。87年派遣履修生として東京藝術大学にて研修。中部航空音楽隊長、西部航空音楽隊長、航空幕僚監部総務課員等を歴任し、2012年第13代航空中央音楽隊長に就任、16年定年退官。音楽隊長として札幌交響楽団と共演する等数多くの演奏会を指揮し、バンド維新等CDも多数リリースされた。退官後浜松市において音楽バー「SUP」を開業。17年から2年間、日本国際協力機構(JICA)の専門家として、パプアニューギニア国防軍軍楽隊育成に携わる。(公社)日本吹奏楽指導者協会会員。


過去実績

第29回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第28回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第27回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第26回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第25回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第24回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第23回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第22回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第21回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第20回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第19回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第18回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第17回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第16回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第15回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第14回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第13回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第12回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第11回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第10回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第09回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第08回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第07回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第06回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第05回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第04回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第03回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 

第02回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第01回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

一般社団法人日本管打・吹奏楽学会

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